健康経営優良法人認定制度について

キンモクセイの香りがそこかしこで漂い、すっかり秋めいてきましたね。

季節が今まさに冬へと向かっている中、インフルエンザも新型コロナも、よくわからない風邪症状も流行っていますが、いかがお過ごしでしょうか？

今日は、明日が締め切りの2023年健康経営優良法人認定制度についてお話したいと思います。

健康経営優良法人とは、読んで字のごとく「働く職員の健康について考えた経営をしている」と経済産業省が判断した企業を褒めてくれるという制度です。

見返りは今のところロゴマークが使用できるという事だけですが…。

まあ、見返りはともかく、企業たるもの、その企業に属する職員の健康管理をしっかりと行うように！とのお達しでございます。

つまりいわゆるブラック企業は許さない方針の反対で、ホワイト企業は褒めてしんぜよう。ということです。

職員の健康と言っても、多岐に渡ります。

感染症予防もそうですし、メタボリックなどの成人病予防も、メンタルヘルスケアも、育児支援も…ということです。

言い換えると、企業は法人として得た利益を、どのくらい職員の心身の健康の為に投資できますか？と投げかけられているわけで、

昭和高度経済成長時代後半から平成の就職氷河期時代には、全く見落とされていた視点です。

何のために企業という組織が存在するのか？

もう儲かっている経営者は多少おかしな事案があっても、周囲が忖度や隠ぺいによってその事が黙認される…

少し前の日本大学問題や、ビックモーター事件、ジャニーズ事件を筆頭に最近は絶対に許してはならないという風潮があります。

利益を上げ、納税をするだけでなく、企業が行う経済活動が明確に社会に貢献できている事。そして働く人が安心して所属できる事。そして不正はダメ。

この流れを改めて起こす為の施策の一つだと思っています。

それと、弊社のサービスを利用して頂いているお子様のためにも、職員の心身の健康は不可欠です。

利用者ファーストの目線からでも、職員の健康は会社が管理しなくてはならないのです。

以上のことから、弊社は健康経営優良法人認定の取得を目指した活動をしていきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社ＲＵＯＬＯ　代表取締役　能島　一彦